陣馬高原~高尾山縦走 |
2009年11月の最終日曜に陣馬山から高尾山を縦走しました。 私と妻とおなじみのK夫妻。週末は八ヶ岳山麓の山荘を拠点に山梨百名山踏破を目論むスリム&健脚のK夫妻に運動不足夫婦は付いていけるのか。 中央特快で高尾駅まで。そこから陣馬高原下まではバス。東京とはいえ、さすが高尾。30分ほどで登山口に到着。バス亭脇の綺麗なトイレに寄って、8:30出発。 和田峠を通らない陣馬山直行の新コースに入るといきなりの急登。標高差490mを一気に登る。かなり汗をかいて、陣馬山山頂に到着。9:40。360度のパノラマだ。前日の天気であればさぞかし素晴らしい眺めだったろうに、本日は雨を心配しつつのあいにくの曇り空。 白馬像の下での記念撮影はお決まり? ここから尾根続きのような登山路をひたすら南東に下りながら、高尾山を目指す。陣馬山登山口から高尾山口までは約19kmの行程。ちょっと不安。 次の目標は、景信山のナメコ汁。途中の明王峠でもナメコ汁を発見。この辺りは、ナメコの一大産地なのであろうか。 ネットなどではトレイルランナーが多いと書いてあったが、走り抜けていくスパッツ姿の人々がやたらと多い。 景信山到着は12:00。昼飯時の山頂は混んでいた。我々もベンチに腰掛けてお昼。小屋で待望のナメコ汁を注文。ここのナメコは傘が開いている。マツタケは傘が開いたやつの方が旨いらしいね。 周りではコンロで鍋やったり、酒飲んだりでビアマウント状態。 30分ほどの大休止をとって出発。目指すは高尾山頂。 尾根道を下ったり上がったりだが、小さなピークの手前には捲道が。しかし、捲いてしまっては面白くないので意地になってピークを超える。途中の展望台から相模湖方面。右端の方にはピクニックランドの観覧車が霞む。 一丁平という開けた場所に出た。水洗トイレもあり、園地という名にふさわしい。標高がだいぶ下がったのか、まだまだ紅葉が色鮮やか。 園地を抜けると、早くも高尾山への丸太階段が現れた。永遠に続くかのような長い階段だった。登り切るとそこは高尾山ではなく、手前の「もみじ台」という場所。茶店の周りだけ色鮮やかだ。 下山路は私が選んだ稲荷山コース。ケーブルカーでも全然構わなかったのだが。あ~膝が痛い。この膝の痛みも年季が入ってきた。古くは鳳凰三山の広河原への下り、白鳳三山の草滑りの下り、キナバルの下り、と下りではことごとく駄目になっている。しかし、これまで一番多く行った奥秩父と八ヶ岳、そして富士山だけは無事故。相性だろうか。 痛む左膝を庇いながら、15:55、下山終了。休憩を入れて7時間半。正味6時間半といったところか。とりあえず、高尾温泉フロッピーとうい変な名前の健康ランドへ向かうのであった。 |
by shiba_hike
| 2010-02-12 11:21
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