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(旧)木場ハイキング倶楽部              since1996     
by shiba_hike
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芝ハイキング倶楽部改め芝温泉倶楽部への危機からの脱出を図っています。その割には家内手工業的な活動に終始していますが。。      よし、今年はがんばるぞ!?
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アラスカ再び(その4)

5年前、シアトルからフェアバンクスを目指すアラスカ航空のジェット機は朝日に染まるマッキンリー(デナリ)の上空を飛びました。窓際の空席からその雄姿をフィルムに納めることができました。
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マッキンリーというと誰を思い浮かべますか?
大抵の方の口からは下山後に遭難したと言われる植村直己の名がでます。でも私は植村の5年後に同じく遭難した山田昇が印象に残っています。山田昇は当時ヒマラヤ8千メートル峰14座中9座に登っていた登山家です。佐瀬稔著『ヒマラヤを駆け抜けた男:山田昇の青春譜』がお薦め。山田の岳友だった大蔵喜福(椎名誠の探検隊物に登場する、たわし髭の登山家)もこの山の気象観測を10年も続けたことで有名です。

というような思いもあり、今回は現地でデナリ遊覧飛行ツアーを申し込みました。アラスカの人々は英語名のマッキンリーではなくデナリ(偉大なもの)と呼びます。1日かけて北極圏を訪問する格安なツアーも魅力的でしたが、やはりデナリを間近に見たかったのです。

朝9時にホテルを出発し、2台の車に分乗し空港へ。
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参加者は13人。仲良し6人組みと我々が乗る7人に分かれました。セスナと言ってもコクピットを除いた8人乗りの双発機です。操縦士は一人。航空郵便あがりのパイロットという感じです。
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昔、グランドキャニオンで乗ったビーチクラフト機に比べれば小ぶりですが、エンジンの音の大きさは同じです。同じようにヘッドホンを装着します。特にアナウンスがあるわけではありません。
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デナリはフェアバンクスとアンカレジの中間にあります。フェアバンクスからは南西の方角へ下がっていくことになります。
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30分ほどはただひたすら雪原というか氷原の上を飛びます。あまりに景色に変化が無いのに驚きます。
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正面にデナリの山群が見えてきてからもかなり飛びます。
45分くらい飛んだころに山の正面に出、左に旋回してから右回りで横にデナリを観ながら飛びます。
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最初は南斜面を見ながら、西斜面、北斜面と時計回りに飛んでいきます。
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たまに機体を右に傾かせます。こうすると翼がファインダーから消えて良い写真が撮れます。これはパイロットのサービスですが、この時点で悶絶する乗客が発生します。
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ぐるりと半周してから旋回して逆回りにまた半周。今度は反対側の窓から良く観れるようにということです。機内を振り返ると後部座席に座った4人はとっくに気絶していました。
復路は静かな沈黙が流れる機内でした。ひとり寂しく氷河を眺めました。
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もう1機に乗っていた仲良し6人組は誰一人酔うことが無かったそうです。パイロットのサービスが悪いじゃないの?
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by shiba_hike | 2012-02-29 10:02
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